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事業インタビュー[再生可能エネルギー事業]

再生可能エネルギー事業

地域のためのエネルギーを
ゼロから自分の力で作り上げる責任感

エネルギー本部 エネルギー企画部

髙木 智弘

入社後、再生可能エネルギー事業の小水力発電事業を担当。主に西日本エリアにおける小水力発電所の開発を担当し、新入社員のメンターとしても活躍している。

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発電所プロジェクトのスタートから
ゴールまでを広く担当する

KGESの再生可能エネルギー事業では、発電所の開発、設計施工のEPC(設計、調達、建設・試運転)管理、発電所ができたあとの維持管理まで、幅広い業務を手がけています。
業務の流れとしては、まず開発フェーズにおいて発電事業の採算性の試算を行い、プロジェクトの構想が現実的に実行可能かどうかを判断するための可能性調査を実施するところから始まります。そして、プロジェクトが動き出してからは、権利者交渉や資金調達、各種申請や契約などを経て、工事の進捗を監督する施工管理を担います。さらに、発電所建設後の日常点検・維持管理は、365日対応する体制を敷いています。これら一連の業務をエネルギー企画部、ファシリティマネジメント部、西日本支店など、関連部署のメンバーがそれぞれ業務分担してプロジェクトを遂行しています。
私の担当は小水力発電所の開発とEPC管理で、発電所をつくり上げて稼働させるところまでが主な仕事です。一から案件を取りまとめていくことは難しくもありますが、一つのプロジェクトに徹頭徹尾携わることができるのは、非常に貴重な経験であると思います。
小水力発電所は、新設工事だけでなく老朽化した発電設備の更新工事を行うこともありますが、着工前、あらかじめ周辺地域の方々に工事のご説明や、場合によってはご協力を依頼することがあります。その際、地域住民の方にかつて発電所を建設した当時のお話を伺うと、長年地域のエネルギーを支えてきた設備を更新工事という行為によって生まれ変わらせることへの責任感も湧いてきます。
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自然を相手にするからこその
「予期せぬトラブル」と
さまざまな経験を通じて磨かれる対応力

小水力発電所の開発は、設置環境によって必要となる要件や条件が異なるため、「これさえやっておけばいい」「こうしておけば問題ない」といった、絶対的な正解が存在しない事業だと思っています。
例えば、工事予算が限られた案件では、予算内での最適な施工方法やコスト削減のポイントを見つけるために長時間の検討が必要ですし、発電所を設置する地域や場所によっては、考慮しておくべき天候の影響なども異なります。そのような事業特性から、予想もしていなかったような問題に直面することが少なくありません。実際に私も、試運転直前に「大雪による土木構造物の損壊」という突発的なトラブルを経験しました。
トラブルに直面したのは入社3年目、私が初めて主担当として関わった、鳥取県の小水力発電所更新工事の現場でした。これから発電設備を設置するという最終段階で、大雪の影響により発電所の土木構造物が倒壊。川から取水した水を水車まで導く箇所の倒壊で、修繕は必要不可欠でした。本社から現場に急行し状況を確認すると、1月の気温の低い時期であったことからコンクリートの硬化に時間がかかることが見込まれ、そのあとの試運転、さらに発電開始日にも影響が出てしまうかもしれない、とのこと。今すぐ修繕すべきか、工期を再調整すべきか。難しい状況でしたが、これまで工事に一緒に取り組んできた土木建築会社にあらためて協力を依頼し、その場で修繕することを決定。もちろん修繕には追加費用もかかりますが、倒壊箇所は緊急性の高い重要な箇所でしたし、完工間近でもあったため、その場で実施を決断しました。結果として迅速に修繕を行うことができ、当初の予定どおりに工事を完了することができました。
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地域のパートナーとの
コミュニケーションが
予期せぬトラブルを乗り越えるカギに

小水力発電所の開発では、現地の協力会社と一緒に工事を進めることがほとんどです。工事を円滑に進めるためにも現地を訪れ、直接関係者とコミュニケーションをとるようにしていましたが、入社3年目のトラブル対応を通じて、その重要さをより深く理解できました。現在は、協力会社との信頼関係の構築にも力を入れており、いざというときもスピーディーに連携できる体制をつくることで、発電所開発をリードする役割を果たせるようになったと感じます。
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自分の経験と
ノウハウを積み上げて、
次の「新しい事業」に挑みたい

当社の再生可能エネルギー事業は主幹事業のひとつです。しかし、自然の資源を相手にした事業だからこそ、将来的な市場の変動や縮小の可能性もあり、今後もずっと同じ事業を展開できる保証はありません。私も小水力の業務に携わるなかで、新しい事業の可能性を模索する必要性を痛感しています。
私はこれまで小水力発電の業務をメインに担当してきましたが、より投資的側面の強い太陽光発電の開発業務にも携わり、事業性の試算、採算性の評価、資金調達、契約などのスキルや知識を増やしていきたいと考えています。新たな分野に挑戦しノウハウを蓄積することで、将来的な新規事業の展開に貢献できたらと思っています。

再生可能エネルギー事業

太陽光、小水力、バイオマス等の発電所の建設、更新工事、各発電所の場内管理業務や維持管理を行っています。

事業詳細