災害から一日でも
早く復旧させるために
柔軟な対応力が求められる
普段から現場の状況に応じた調整が求められる業務ではありますが、なかでも新人の頃に担当した東日本大震災直後の下水管復旧工事が強く印象に残っています。震災直後の浦安では液状化現象による被害が深刻で、生活インフラの復旧が急務とされていました。平常時とは異なる状況下で、当時経験の浅かった私にはわからないことばかりでした。しかし、現場の復旧は自分にかかっているんだ、という思いから、先輩の姿を見て自分がすべきことを考え、周囲に協力を仰ぎながら無事にやり遂げることができました。
私たちの業務は、一人でこなすことはできません。刻々と状況が変化する現場で柔軟に対応するためには、社内だけでなく、工事に携わる協力会社との円滑なコミュニケーションが欠かせません。現場で作業をする職人さんは、自分よりも年上のベテランであることが多いため、工事を監督する立場ではありますが、「知恵をお借りする」つもりで、対話することを心がけています。