新地町スマートコミュニティ事業は、東日本大震災後、行政や多数の企業が連携して取り組んでいる復興まちづくりのプロジェクトです。
相馬LNG基地からの天然ガスを活用したコージェネレーションシステム等で熱・電気・CO2を生産し、ホテルや商業施設といった新地駅周辺施設に供給することによって、地域内でエネルギーを効率的に利用するしくみです。
当社は、この地区にエネルギー供給を行う新地エネルギーセンターの建設に参画(設備機器類の納入、ガス配管工事等)すると共に、運用開始後はこれらの設備のオペレーション、地域内のエネルギー需給バランスの最適化に向けたエネルギーマネジメントなどに携わっています。
導入効果
環境に優しい地産地消型エネルギーを供給
CO2の発生が少ない天然ガスを使用してエネルギーを生産し、地域内において有効利用しています。また、エネルギー利用を制御するシステムによって地域内の需要に合わせた最適で無駄のないエネルギー供給を行います。
災害に強い拠点づくりの実現
耐震性に優れるパイプラインからの天然ガスを燃料とするコージェネレーションシステムと太陽光発電・蓄電池によって、災害時にも地域内の重要施設に電力を安定に供給することができます。