電気防食管理用簡易電位測定装置

電気防食管理用簡易電位測定装置

OVERVIEW概要

パイプラインの電気防食状況の管理に便利な簡易電位測定装置です。メンテナンスに、電位記録測定器と基準電極が一体となっており、マグネシウム陽極の管対地電位(P/S)を簡単に測定することができます。

FEATURES特徴

  • 電位記録測定器と基準電極が一体となっておりマグネシウム陽極の管対地電位(P/S)を簡単に測定することができます。
  • 専用の防水ケースにより水場でも使用できます。
  • 専用のパソコンソフトを使用することにより路線名、管理番号の他、最貴値、最卑値、平均値等の測定データを過去のデータを含め管理できます。

SPECIFICATION商品仕様

1. 電位測定記録計(データロガー)

  • ターミナルボックス内への設置を可能とする軽量コンパクトな仕様で、低価格
  • 記録間隔の設定により長時間の測定にも対応可能
  • 複数台の測定器を用意し、予約スタートすることにより複数箇所の同時測定が可能となるため、広い範囲での導管網の電位状況の分析が可能
入力電圧範囲 ±5V
測定精度 ±0.8%rdg。±5dgt。
記録間隔 2秒~60分(14通り)
測定チャンネル数 1チャンネル
記録容量 16000データ
電源 単4アルカリ電池2本
電池寿命 記録間隔1分:約2年
インターフェース 赤外線通信(本体とデータ回収器間、データ回収器とPC間)
本体寸法 H74mm×W57mm×D19.5mm
本体重量 約70g

2. 防水ケース

  • 電位測定記録計を収納する専用の防水ケース
  • 水没対応(IPX7適合)

3. 基準電極

  • 現場での結線作業を簡素化するため基準電極と防水ケースを一体化

4. データ管理用パソコンソフト

  • 路線毎に路線名、管理番号の他、最貴値、最卑値、平均値等の測定データを過去のデータを含め管理

WORK IMAGE作業イメージ

測定作業状況
  1. 業務開始後、測定対象路線へ移動
  2. ターミナルボックス内に順次本装置を設置
  3. 予約スタートにより同時測定を開始
  4. 設置した装置を順次回収
  5. 全装置回収後、帰社

EFFECT導入効果

測定作業の効率化

  • 従来は測定箇所毎に測定時間中はその場で待機→測定箇所での待機が不要
  • 道路占有による交通渋滞の緩和。
  • 待機時間の減少による作業効率の向上。

データ分析・管理業務の省力化

  • パソコンによりデータ分析、管理が容易
  • データ記録紙の管理が不要
  • 路線毎の電位分布図も瞬時に作成