京葉ガスグループ

バイオマス発電施設で
道南地域の林地残材の活用を促進

北海道北斗市
京葉ガスエナジーソリューションでは、北海道北斗市に完全子会社の「道南木材産業株式会社」を設立し、木質バイオマス発電設備への燃料チップ供給に取り組んでいます。
木質バイオマス発電とは、林業で出る資材を使用したカーボンニュートラルな発電手法のこと。今回は実際に実現に向けてプロジェクトを推進したメンバーに当時の様子と展望について聞きました。

事業のきっかけ

地域の林業活性化のために
林地残材を活用する

北斗市では、森林所有者の経営意欲の低下や所有者不明森林の増加、担い手の不足などが大きな課題となっており、地域林業の活性化が求められていました。
そこで、京葉ガスエナジーソリューションは持続可能な資源として、山林に放置されていた林地残材に着目。残材を木質チップに加工し、発電所の燃料として活用しています。
また、林地残材の調達体制を整えるために、地域の皆さまの協力も得ながら人材の雇用を積極的に実施しています。

現在の取り組み状況

年4440世帯分を売電
エネルギーの地産地消を実現

2020年12月から稼働したバイオマス発電施設では、年間約4440世帯分の電力を発電します。そこで発電した電力を、北海道電力に売電することで、エネルギーの地産地消に貢献しています。

今後の展望

エネルギーの地産地消と
地域林業の雇用創出を拡大したい

これまでは木質チップを他社から購入して燃料としていましたが、今後は自社で林地残材の収集・加工ができるような設備を整えており、さらなる現地の雇用創出とエネルギー地産地消を拡大できるよう取り組みを進めています。
また、地域活性化の一助を担うべく、地元の祭事や各種イベントにも積極的に参画・協賛し、地域のみなさまの暮らしに貢献していきたいと考えています。

北海道北斗市

北斗市は、北海道西部に位置し、渡島総合振興局に属する市。カーボンニュートラルの実現に向け積極的な取り組みを実施しており、市民・事業者・行政が一体となった「オール北斗」でさらなる温室効果ガス削減等に取組を進め、2050年までに排出量実質ゼロを目指し、「北斗市 ゼロカーボンシティ宣言」を行っています。

取り組みに関連する事業詳細

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